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風性常住Vol.3 本日のテーマは“創意工夫編”です!

2023年01月10日

ほっとハウス星ケ谷は12回目のお正月を迎えました。

2階のおばあさんたちは、ますます元気で賑やかです。英語で「ダニーボーイ」を歌う94歳のおばあさん、「戦争はダメ!」とTVに向かって言う93歳のおばあさん、スタッフを手招きしては、手を握って離さず「ハハハハハ」と笑っているおばあさん、大正15年生まれと昭和3年生まれのおばあさん2人は、相変わらず軍歌(だけではありませんが)を歌っているし、毎日同じ洋服を着るのはイヤだと言うおばあさんに、歩けなくなって車いすになったおばあさんは「オーイ」とスタッフを呼んでいるし、コーヒーを持ったまま眠ってしまって、コーヒーをこぼしているおばあさん、他の方は決して食べない“納豆”を一人かき回しているおばあさん・・

こんな日常が繰り返されます。こんな日常はとても楽しく、笑い声がするフロアは、幸せ感があります。

 

しかし、どこの高齢者施設でも、そうだと思いますが、それぞれの個性と個性が共同生活をするわけですから、ある時、それらがぶつかり合うこともしばしば・・

「アットホームinほっとハウス星ケ谷」になるために、スタッフを含め、その個性を尊重することが何より大切です。楽しく賑やかになるためには、人間同士、本気で付き合うこと、それしかありません。そして問題が発生するたびに、創意工夫を施さなければ乗り越えて行かれません。

 

どうにもならないと思わないこと、諦めないこと、変えてみること、ダメなら元に戻せば良いので、やってみることです。それが創意工夫の原点です。問題が発生することは、私たちの創意工夫をすることの良いチャンスです。(原口洋子)